以前の記事で、トレーニングを行う(作る)時の基本的な原則の中から特異性、過負荷、漸進性という3つを紹介しましたが、他にも重要なポイントがあります。これから紹介する3つの事柄はランニングに関する多くの情報に惑わされることなくトレーニングを行うために重要なので、しっかりと内容を理解してトレーニングに活かしてください。
トレーニング
トレーニングの効果をあげるための原則①
レースでの目標を定めそれを達成するためには、大会当日までのトレーニングが重要なことは言うまでもありません。誰もが効果的にトレーニングを行い成果を得ることを望んでいるはずですが、そのためにはいくつかのトレーニングのルールを知っておく必要があります。
トレーニング内容別ウォームアップのやり方3ステップ
今日のトレーニングは12kmペースランニング。仲間と一緒にいつも通りストレッチをして軽くジョギング。スタートラインに集まっていよいよスタート。
昨日のトレーニングは60分jog。今日と同じストレッチと軽いジョギングの後、集まって公園内をjog。
ウォームアップはメインのトレーニングやレースのための準備として行います。トレーニングやレースはその距離や内容によって必要とされる条件が異なります。酸素摂取量であったりエネルギー代謝であったり、、、ということは、トレーニングやレースの内容、その時のコンディションによってウォームアップのやり方が違うはずです。
ウォーミングアップは無駄なくトレーニング効果を引き出す
日々のトレーニングを行うとき、しっかりとウォーミングアップを行い、身体の準備ができた状態でトレーニングを始めているでしょうか。
ウォーミングアップはストレッチだけやるという人、まずはウォーキングからはじめてきちんとやるという人が大半でしょうか。
ウォーミングアップが必要なことは百も承知なんだけど、忙しい時間を割いて練習してるうえにそこまで時間はとれないという人もいるでしょう。
しかし、W-upなしでいきなりトレーニングを始めることは、せっかく頑張ったトレーニングの効果を自ら縮小させる残念な行為かもしれません。